わし座は夏の夜、南の空に見えています。わし座の一等星アルタイルはこと座のベガ、はくちょう座のデネブとともに夏の大三角の一角をなす星です。まずは明るい三つの星で描く大きな三角形を探しましょう。
その中の最も南側の星がアルタイルです。
七夕の彦星としても有名な一等星アルタイル(Altair)は、アラビア語で「飛ぶ鷲」という意味の言葉に由来します。
またアルタイルと両脇の星は、翼を広げて飛ぶ鷲に見立てられ、アルタイルの西側のアルシャイン(Alshain)の名はペルシア語で「襲う鷲」を、東側のタラゼド(Tarazad)は「襲うもの」を意味する言葉が元になっています。
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