★7月はさそり座★

さそり座はどこに見えるの?

7月の夜9時頃、南の空低いところを見ると、星がアルファベットの「S」の字ような形に並んでいるのが見つかります。それがさそり座の星の並びです。ひときわ赤く輝くアンタレスが目印になるでしょう。



さそり座の和名

星座ではここにサソリの姿を描いていますが、日本ではこの星の並びを釣り針に見立てて、「うおつりぼし(魚釣り星)」「たいつりぼし(鯛釣り星)」などと呼んでいたようです。またアンタレスは、その色から「あかぼし(赤星)」「さけよいぼし(酒酔い星)」などと呼ばれました。赤い色が酔っ払った赤ら顔に見えたのでしょうか?そして、アンタレスと両隣の星を、アンタレスを籠をかぐつ人に、両脇の星を籠に見立て、「かごかつぎぼし(籠担ぎ星)」「あきんどぼし(商人星)」とも呼んだそうです。


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